まちづくりコーディネーター育成講座 第5回

 

12月13日(木)、「平成30年度まちづくりコーディネーター育成講座」の第5回が陸前高田市コミュニティホール小会議室で開催されました。


秋に始まったまちづくりコーディネーター育成講座。季節はすっかり冬になりました。
最終回となる第5回のテーマは「チームで事業を評価する」。
今回は、今までの講座を振り返りながら、チームで事業を評価・振り返りを行うときの手法をワークで学びました。
講師は第1回の講師もしていただいた「いちのせき市民活動センター」センター長の小野寺浩樹さんです。

○事業を振り返り・評価すること

事業や活動をやって終わりにしてはいませんか?
事業や活動を行ったら、その次の活動をよりよくするために関わったメンバーで評価や振り返りをしていきましょう。

「この事業はいつから始まったのか」
「今回の活動はどこがよかったのか、どこが悪かったのか」
「どうしたらもっとよくなるのか」
「これからどんなことができるのか」

過去の振り返りをメンバー間で共有し、一緒に将来を考えることが次への活動に繋がります。これから、どんどん人口が減ってしまう中で、新しいものではなく、今までの数ある事業の中からより必要なものを残していく作業がとても大事になってきます。

今ある事業を振り返り、見直しを行うことも地域づくりにおける重要な取り組みのひとつです。

 

今回は、【フューチャーサーチ・SWOT分析・KPT(振り返りの手法)】これらの手法を使い実際にワークを行いました。

まずは、過去を振り返り、将来を考えていく“フューチャーサーチ”。
どんな事業をいつ、どのタイミングで実施してきたのかを広い視野から振り返り、将来の姿を考えていきます。
『気仙管内のコミュニティを振り返りつつ、将来を探す』をテーマに、みんなで地域を振り返ります。

 

「あの建物ができたのはいつだっけ?」

「あの事業が始まったのはいつだったかな?」

いざ、数年前のまちの状況や自分のことを書き出そうとするとなかなか思い出せないものですね。
しかし、みなさん“未来にどうなっていたいか”については「若者の仕事の選択肢があるまち」や「人と資源がつながるまち」などたくさんの意見が出されました。みなさんの“地域をもっとよくしたい!”という熱い想いが伝わってきました。

 

 

次のワークは、現状を分析して将来を考えていく“SWOT分析”。
『気仙管内のコミュニティの現状を分析しこれからのコミュニティの在り方について考える』をテーマに、強み・弱み・機会・脅威を出していきます。


強みと弱みはどんどん出されましたが、そこから機会や脅威をあげるのは少し難しい様子でした。現状をしっかりと分析することで、そこから新しいアイディアや活動の機会が見つかるかもしれません。

 

 

 

 

 

今回は、実際にワークを行い振り返りの手法を学びました。早速、地域やコミュニティでやってみるのもいいかもしれませんね。どの手法を使うかは、場面でその時に合ったものを選ぶことが大切です。しっかりと振り返りを行い、次の活動や事業をよりよいものにしていきましょう。

○コーディネーターの役割

コーディネーターは「地域の人たちの先頭に立って事業や活動を行う人」ではありません。
先導するのではなく、地域の人たちからたくさんの意見や想いを引き出し、それを実現できるよう手助けをしたり、アドバイスをしていくのがコーディネーターの役割です。
また、地域と行政のバランス感を見ながらその間に入り、”中和剤となるのがコーディネーターのポジション”ではないかと小野寺さんはお話ししていました。

難しく考えず、地域の人が動きやすいように、ポンと背中を押してあげられるようなコーディネーターになれるといいですね。

 

 

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10月からスタートした講座も今回で修了です。
まちづくりの基礎から事業の振り返りの手法まで、とても内容の濃い講座となりました。
参加者のみなさんも新しい発見や学び、改めて気づいた地域の魅力や課題など感じるところがたくさんあったと思います。
ぜひ、今回学んだことや感じたことを地域や今後の活動に活かしてほしいですね。
一緒に地域を盛り上げ、元気で素敵なまちしていきましょう。

参加していただいたみなさん、お疲れさまでした。